毎日の料理では、特別な一品を作る日よりも、卵を返す、スープをよそう、ボウルの底をさらうといった小さな動作が何度も出てきます。道具の使いやすさは、その一つひとつが滞らずに進むかどうかで感じられます。シリコーンキッチンツールは、鍋や器への当たりがやわらかく、調理中の音や力の入れ方を少し穏やかにしてくれる道具です。
返す動きは、先端の入り方で変わる
目玉焼きやパンケーキを返すときは、道具の先端が食材の下へ自然に入るかどうかが気になります。HARON HOMEのシリコーンターナーは、シリコーンのやさしい当たりとナイロン芯の適度なコシを組み合わせた約34.5cmのフライ返しです。先端を少し寝かせ、食材を急に持ち上げないようにすると、形を崩しにくくなります。
炒め物では、返すというより食材を寄せる、広げる、皿へ移す動きが中心になります。硬い道具で押しつけるより、面を使ってそっと集めると、野菜や卵の形を保ちやすくなります。フライパンの端に残った具材を寄せるときも、金属音が出にくいので、朝や夜の調理でも手元の動きが落ち着きます。
すくう道具は、深さと角度を見る
味噌汁やスープをよそうときは、一度にすくえる量だけでなく、器へ移すときの安定感も大切です。シリコーンおたまは、やわらかなシリコーンの先端とナイロン芯で、すくう動作を安定させるつくりです。鍋底に強く押しつけず、底に沿わせるように動かすと、具材と汁を落ち着いて取り分けられます。
深さのあるおたまは便利ですが、鍋の大きさや器の口径に合わないと、注ぐ途中でこぼれやすくなります。使うときは、鍋の端で軽く量を整えてから器へ移すと、配膳の動きが安定します。カレーやシチューなど油分のある料理のあとは、乾く前にぬるま湯で流しておくと洗いやすくなります。
混ぜる、さらう、ぬるを一本でつなぐ
下ごしらえでは、ボウルの底に残ったソースや生地を集める動きが意外と多くあります。シリコーンスパチュラは、ボウルの曲面に沿わせやすく、混ぜる、炒める、クリームを塗る場面に使えます。31cmの長さがあるため、少し深いボウルでも手元を保ちやすいのが使いやすいところです。
お菓子づくりでは、生地を練りすぎないように、底から返す動きがよく出てきます。スパチュラの面を使って大きく動かすと、ボウルに残る量を減らしやすく、洗い物も少し楽になります。調理台に一時的に置くときは、先端に付いた生地を軽く落としておくと、周囲を汚しにくくなります。
使ったあとの手入れで、次の料理が楽になる
調理後は、油分や生地が乾く前に洗うと汚れを落としやすくなります。掲載中のターナー、おたま、スパチュラはいずれも食器洗浄機に対応していますが、洗浄前に大きな汚れを流し、洗ったあとは水気を切って乾かすことが大切です。詳しい基本は「シリコーンツールを気持ちよく使うために」でも整理しています。道具をしまう場所まで決めておくと、次の料理に入りやすくなります。
掲載情報について
製品仕様や対応機器は、各商品ページと製品表示をご確認ください。本記事は一般的な考え方とHARON HOMEの企画方針をご紹介するものです。